2016年2月14日日曜日

アルバム解説第1回

DJ 19(以下19)「おまっとさんでした。DJ 19(ディージェイ・ナインティーン)です」
HIDEOUT(以下H)「どうも、ようやくこのブログに登場しました。ザ・筆無精のHIDEOUT(ハイドアウト)ことHIDE(ヒデ)です」
19「予想通り、HIDE君がHOT STATIONのブログを書くことなく、という展開になったので、今回からは対談形式で、何回かに分けてアルバム『Hot 4 U』を紹介していくことにしました(笑)」
H「えっ!そんなことになったんですね。知らなかった・・・なんて冗談です。さすがに知ってました(笑)」














19「では、まず1曲目の「Sexy Dancer」から。この曲、実は僕がソロ・アルバム用に作ってたんだけど、やっている内にHOT STATIONっぽくなったのでこちら用にしました(笑)。89年にリリースされたすごく好きな曲があって、どうしてもそのベースラインをモチーフにしたいなぁと思って」
H「ほんと、ベースライン特徴的ですよね! それを活かす為に、あれこれ考えながらエレピのメロディーや、パッドを足していきました。そしたらあら不思議、HOT STATIONらしい曲の完成。でも今までのHOT STATIONとはちょっと違う」
19「そうだね。で、アルバムが仕上がったら、トップにするのが一番しっくりきちゃいました。今、HOT STATIONでチョイとNU-DISCOな雰囲気にハマっているのもあって」
H「そうですね。1月にbeatportで先行リリースした「Plastic Elastic Body」とかもNU-DISCOな雰囲気だし、そのきっかけになったのは、アルバムの2曲目「Synopsis」ですかね」






















19「この曲、シングル・リリースしたときには触れていないんだけど、実はイギリスの某プロデューサー用に制作したリミックスが元なんだよね。でも、向こうがもうちょっとチルアウトっぽいものが良かったみたいで、リリースに至らなかった。だから、そこから原曲のサンプルを抜いてオリジナルにしたという」
H「サンプルが無くても曲として出来上がってしまいましたからね(笑)。でも、このリミックスをきっかけに、HOT STATIONが表現していく新たなスタイルが生まれたり、新たな方向性が見えたってのもあるかな。なので、某プロデューサーに感謝。でも、リリースしてくれなかったことに関しては、怒り心頭ですけどね(笑)」
19「後日談があって、結果19BOX RECORDINGS(ジュークボックス・レコーディングス)からリリースすることになるんだけど、THOMAS PENTONのリミックスも好評で色んなDJにプレイしてもらい、更にオリジナルの方はbeatportのBREAKSチャートでいい結果を残したという。それを件のプロデューサーに教えたら悔しがってた(笑)。という感じで1回目終了。続きはまた」